ひとつのクリニックに10年・20年と長期間勤務した場合、退職時に退職金が支給される、されないでは大きな違いがあります。看護師によっては退職時に数十~数百万円もの違いがでてくるのです。
意外とバカにならない退職金、あなたは意識していますか?ここではクリニックの退職金についてご説明しています。
クリニックの退職金制度は義務ではありません
クリニックに長期間勤務したからといって、必ず看護師に退職金が支給されるわけではありません。退職金は義務ではないため、各クリニックによって支給される退職金の金額に差があります。
入職時にチェック
なかには退職金が一切支給されないクリニックがあるのも事実。将来退職金がもらえるかどうかは、入職時にチェックする労働契約書をチェックするしかありません。
クリニック看護師の退職金って具体的にいくら?
クリニックによって退職金には差があります。5年勤務して5万円の退職金だった看護師、10年勤務して100万円の退職金がもらえた看護師など、退職金の支給額は各クリニックでバラバラです。
クリニックの退職金額は幅がある
クリニックが退職金組合に加入していれば退職金は確実に支払われますが、その金額に関しては各組合の基準があり全国的に統一されていません。退職金額は幅があるものだと理解しておくべきです。
退職金が欲しいならクリニック入職時の確認が重要
クリニック退職時に退職金がでるかどうかは、きちんと書類で確認すべきです。それができないときは面接時に退職金の有無を確認し、支給要件もチェック。
退職金支給の条件
退職金支給には看護師が3年以上働くなどの条件があるため、入職時に退職金の規定を確認しておくと安心ですね。
退職金の出るクリニックは看護師にとって良心的?
退職金規定をつくりスタッフにしっかりと退職金を支払うことは、クリニックにとってプラスにはなりません。なぜなら退職金は支払い義務がなく退職金規定をつくること自体も煩雑だからです。
福利厚生が整っているクリニックは離職率も低め
それにも関わらず退職金規定をつくり退職後のスタッフのことを考えているクリニックは、かなり良心的であると言えます。福利厚生に力を入れるクリニックは看護師の離職率も低めで働きやすいのです。
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まとめ
たかが退職金、されど退職金。クリニックの福利厚生レベルは退職金制度があるかどうかである程度見極めることができます。看護師が長く働けるクリニックは、退職金制度の有無にもあらわれているんですね。