病院や施設見学をするときに、職場の環境や看護師の様子などを細かくチェックしていくと「この病院なら大丈夫」「この病院はちょっと……」というラインが見えてきます。このコーナーでは、「こんな病院ならまずは大丈夫」の基準をご紹介。こちらの項目に当てはまる部分が多ければ多いほど「優良職場」かもしれません。
看護師が笑顔で患者の応対をしている病院
看護師が身ぎれいにしていて、白衣もきれい。患者に対する対応も丁寧で余裕があり、患者と接するときには笑顔が多い――看護師が余裕のある職場は良い職場である可能性がとても高いです。
ブラック病院の場合
ブラック病院だとひとりの看護師にかかる業務がとても多いので、とても笑顔で仕事ができません。髪を振り乱して院内を走り回るような状況です。ですから看護師の言動に余裕のある職場、ていねいな対応ができる職場はまずは安心。
病院内の掃除が徹底している、ナースステーションがきれい
病院内のトイレや汚物処理室がよく掃除されていて異臭、悪臭が感じられない病院は、衛生面に対する意識が高い病院です。またナースステーションも書類がきちんと整理され、掃除が行き届いていれば看護師にとっても働きやすい職場です。
看護師以外のスタッフがきちんと挨拶してくれる
患者や見学者に対し、看護師はもちろん医師や理学療法士、医療事務スタッフ、薬剤師など、病院に勤務しているスタッフがきちんと挨拶してくれるかどうかもチェックしましょう。
スタッフに笑顔のある病院は◎
スタッフがきちんと挨拶をしてくれる明るい雰囲気の病院、スタッフに笑顔のある病院なら安心です。
看護師の年齢層が適度にばらついている
廊下ですれ違う看護師、病棟にいる看護師の年齢層にも注目!若い看護師ばかり、またはベテラン看護師ばかりといった年齢層にバラつきがある病院は要注意!
看護師の年齢層が偏っている病院の特徴は
じつは看護師の定着率が悪い病院は、看護師の年齢層にかたよりがみられるのです。新人いじめをしてしまう職場は新人がほとんどいませんし、ベテラン職員がある程度の年齢でどんどん辞める職場もあります。
まとめ
病院見学に行ったら、まずは病院の雰囲気や看護師の言動をチェック!病院内が明るく整理整頓されていて、清潔であること。看護師がいきいきと仕事をしていること。看護師の年齢にバラつきのある職場は、働きやすい病院や施設である可能性大です