クリニックは少ないスタッフで仕事をこなしているため、看護師一人にかかる業務量がかなり大きくなります。
病院看護師だったら「絶対しなくていい」ことまで引き受けなければならないので、忙しいのが現実なんです。
クリニック看護師がどれだけ忙しいのかをまとめていますので、興味のある方はぜひお読みください。
クリニック看護師は職場の掃除をするので忙しい
クリニック看護師は、問診や採血、採尿、点滴、各種検査、服薬指導、カルテ管理など看護ケアだけではなく、クリニックの掃除や備品の整理、在庫管理、電話受付など幅広い業務に素早く対応できるだけの機動力が必要です。
クリニックの掃除は仕方ない
スタッフの数が少ないので「採血だけしていればいい」わけではありません。クリニックの掃除は専門業者に任せたくなりますが、それだけの人手や予算がない場合は看護師の仕事になります。
クリニック看護師は患者に関わる雑用で忙しい
クリニックは地域密着型のところが多く、患者とも面識があります。看護師と患者が親しくなると「タクシーを呼んでくれ」「自宅の嫁に電話をかけて」「バスの時間を調べて」など、看護の業務以外の雑用がどんどん投げこまれます。
地域密着ということを頭に入れておく
ただし、ここで「嫌です」と言ってしまうと「あのクリニックの看護師は融通が利かない」と悪い噂がたってしまいますので、患者に関わる雑用でクリニック看護師は忙しくなります。
診療科目が多いクリニック看護師は忙しい
内科・外科・整形外科と診療科目の多いクリニックは、それだけケアが多くなりますので忙しくなります。
心理的プレッシャーを抱えることも
ギブスの取り替えをしたら心電図を読み、バリウム検査の準備、採血や視力検査、レントゲンと休む間もなく忙しく仕事をしなければなりません。看護師が少ないとフォローしてくれる人もいないので、心理的プレッシャーは大きくなります。
クリニック看護師は院長に関わる雑用で忙しい
クリニック看護師は、患者だけではなく院長やその家族に関わる雑用で忙しいこともあります。院長が学会に出席するとなれば駅まで送迎、院長家族が買い物をするときも送迎、荷物を受けとりに行かされるなど、院長に関わる雑用がまわってくるとウンザリです。
まとめ
ただでさえ忙しいクリニック看護師ですが、さらに追い打ちをかけるように看護とは関係ない雑用を引き受ける可能性もあります。クリニックの方針もありますしそれまでのやり方もありますので、無視するわけにはいきません。クリニック看護師は覚悟すべきところです。