看護師がお休みを申請するとき、希望がとおる理由ととおらない理由があります。そのため、できるだけ同僚や上司の理解がスムーズに得られる理由で休日の申請をしたいですよね。
ここでは休み希望がとおりやすい理由の書き方をまとめています。これから休日申請を出す看護師の方、ご参考にしてください。
- 家族がらみの休み希望は周囲の看護師にも理解されやすい
- お子さん絡みの休み希望も割合通りやすい
- 旅行や趣味などの休み希望では看護師の反感を買うかも
- 連休を取るには休み希望だけではなく看護師のシフト調整も必要
- あまりにも休み希望の理由を詮索する病院も問題
- まとめ
家族がらみの休み希望は周囲の看護師にも理解されやすい
どうしてもお休みがほしいとき「遊びに行きたい」というストレートな理由では、上司や同僚の理解は得られにくいかもしれません。
家族がらみの理由は理解が得られやすい
どうしても外せない親族の法事、それから両親や祖父母の介護、通院介助、身内の引っ越し手伝いなど、家族がらみの理由にすると理解が得られやすい傾向です。家庭の事情なら休むのは仕方ない、と考えるのは納得できますね。
裏をとる職場もある
ただ職場によっては本当に法事がおこなわれたのか裏をとるところもあるため、裏を取りにくい身内の用事(引っ越し手伝いや家事手伝いなど)にすると良いかもしれません。
お子さん絡みの休み希望も割合通りやすい
お子さんがいる看護師の休み希望なら、比較的スムーズに通りやすい傾向です。ただし、職場に独身者が多いと「そんなことでわざわざ休むのか?」と冷ややかな対応をされることもあります。
ママ看護師が多い職場なら理解を得られる
お子さん絡みの理由で休みやすいのは、同じ境遇のママ看護師が多い職場です。入職時にママ看護師が多い職場を選ぶと、お子さん関係のイベントや病気で休むことに理解が得られやすい傾向があります。
お子さんを育てた経験のある年配の女性看護師も比較的理解してもらえるようです。
旅行や趣味などの休み希望では看護師の反感を買うかも
看護師の休み希望の理由が、旅行や友人とショッピング、趣味の活動、イベントへの参加など「個人の楽しみ」のためだと周囲の反感を買うおそれがあります。とくに看護師の数が少なく多忙な職場ほど、個人的理由で休みにくい傾向です。
あまり休みすぎるといじめに合う可能性も
どうしても休まなければならない場合は家族や子どもの用事と伝え、できるだけ理解を得る努力をしなければなりません。個人的な理由で何度も何度も休むと、職場内でのいじめに発展する可能性も否定できません。注意が必要ですね。
連休を取るには休み希望だけではなく看護師のシフト調整も必要
長く同じ職場で仕事をしていると、最大で20日間の有給休暇を取得することができます。20日も有給があれば、公休と組み合わせて1週間以上の連休をとることも夢ではありません。
連休を取得したい場合は
ところが看護師の数が少なく、ギリギリの人数で仕事をまわしている職場ではシフト調整ができず思うほどの連休がとれない可能性もあります。連休を取得したい場合はできるだけ早めに師長や部長と相談し、シフト調整をお願いした方が無難です。
あまりにも休み希望の理由を詮索する病院も問題
看護師がお休みをとることに対し、ある程度理由を聞くのは仕方のないことかもしれません。ところが看護師の休み希望の理由をこと細かに詮索する職場は「個人のプライバシー」をどこまで重視しているのでしょうか?
有給自体取らせないような職場は問題あり
看護師がどのような理由で仕事を休もうが、有給がある以上問題ないはずです。ところがお休みの理由に難癖をつけたり、有給自体取らせないような雰囲気をつくる職場は大問題。長く仕事ができない環境かもしれません。
まとめ
職場で理解されやすい「看護師の休み希望理由」をまとめてみました。家庭の事情や家族の都合などはやはり休みの理由として理解されやすい傾向です。お休みしにくい職場の場合、家族の理由にすると休暇が取得しやすいかもしれません。ご参考にしてください。