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精神科で働く看護師の転職理由と向き不向きを解説

精神科では精神疾患をわずらった患者を受け入れており、精神病に関する知識や患者への適切な対応が必要です。精神科は体力やコミュニケーション力が要求されるので、仕事にむずかしさを感じることも。

ここでは精神科で働く看護師の転職理由、それから向き不向きをご説明しています。

精神科ではコミュニケーション力が必須

精神科で必要な看護技術は注射や点滴程度。外科的処置を施すことはほとんどないため、手術室の経験も必要ありません。人工呼吸器の管理や心電図の読み取りなどの技術が要らない分、精神科ではコミュニケーション力が重視されます。

心の病で通院・入院している患者の心に寄り添った看護ケアが必要です。患者を傷つけるような暴言は禁物。傲慢な看護師は精神科では不向きです。

暴れる患者さんを抑えることもあり危険

精神科に通う患者は心の病、つまり脳の病にかかった方ばかり。脳の病気ですから、幻聴や幻覚、幻視などで急に暴れはじめる患者もいます。とくに暴れる患者が力の強い男性であった場合、看護師がケガを負うリスクもあります。

体が小さく腕力の弱い看護師は、暴れる患者に無理に近づかないようにしましょう。

高度な医療技術や先端医療が学べない

精神科は患者に施す医療ケアがある程度決まっており、生命維持装置をつけた患者が運びこまれることはまずありません。高度な先進医療技術や最先端医療を学ぶ機会がほとんどないため、先端医療を学びたい看護師は不満を感じるケースもあります。

病院によっては閉鎖的な雰囲気の病棟も……

精神病院では急に暴れる患者もいるため、まるで牢屋のような雰囲気の病棟もあります。外部の人間を遮断している環境では「息がつまる」と感じる看護師も。

最近は精神科でもオープンで明るい雰囲気の病院が多数ありますが、そうではない一部の閉鎖的な精神科病棟もあります。外部との交流がない牢屋のような精神病棟では、看護師の向き・不向きが如実にでます。

患者からの暴言や暴力を受ける可能性がある

脳の病気になった患者の場合、言っていいことと悪いことの区別がつきません。そのためひどい暴言を言われる可能性があります。ただ相手は病人ですから、それを間に受けるようでは仕事ができません。

少々のことを言われても気にならないくらい精神的に図太い看護師の方が、精神科勤務に向いています。逆に患者の言葉に悩む看護師は不向きです。

感情的に対応してしまう看護師は不向き

「お前の看護は下手だ」「もうここに来るな」など、精神科の患者はとんでもない暴言を吐くことがあります。その言葉に感情的に反応し、看護師が患者に手をあげるようなことがあってはいけません。

どのような状況になろうとも冷静に患者の言葉を聞き、適切に対応できる看護師でなければ精神科の看護師として働けません。

客観的に話しができ、体力のある看護師向き

精神科の看護師は、ときに患者の悩みや相談事を聞くこともあります。どのような状況でも冷静に対応でき、感情的にならない看護師、そして暴れる患者を取りおさえることのできる体力をもっている看護師が理想です。

精神科には男性看護師が多い傾向ですが、男性看護師の方が精神科勤務が向いているとも言えそうです。

まとめ

精神科勤務に向く看護師は、感情的にならずに冷静に患者の話しを聞き、的確に対応できるタイプが向いています。すぐに感情的になったり傲慢な対応に終始する看護師では、患者との信頼関係を構築することができません。

看護師には看護知識や経験だけではなく、人格的な部分も重要になります。