クリニックは小規模医療機関なのでスタッフ人数も少なめ。少数精鋭で仕事をしなければならないので、看護師にはそれなりのスキルや経験が必要です。
ところがクリニックのなかには看護師人数がひとりという職場もあり、臨床経験が少ない看護師はとくに注意。
- クリニックの看護師の勤務人数はどうやって決まってる?
- 看護師の人数と仕事内容や仕事の忙しさは関係ない
- 看護師の数が少ないクリニックの特徴
- 住宅街のクリニックで働くならひとり体制は覚悟した方が良い
- まとめ
クリニックの看護師の勤務人数はどうやって決まってる?
クリニックは看護師の配置人数に決まりがありません。地方のクリニックは、看護師のいないクリニックもあります。
看護師がいないクリニックもある
「看護師がいないのにどうやって仕事ができるの?」と思われるかもしれませんが、医師と事務スタッフ、または医師の奥さんなどでクリニックを運営しているケースもあるのです。
医師の奥さんが受付や事務作業をおこなうのは違法ではありません。
看護師の人数と仕事内容や仕事の忙しさは関係ない
看護師の人数が多いクリニックの特徴としては、オペがあったり、眼科や人工透析など専門的な機械操作がある診療科目。
あとはクリニックの場所によって来院患者数に違いがあり、事務のパートを雇うか雇わないかも患者数によって決まります。
面接時に事務仕事の有無もチェック
看護の仕事だけをすれば良いのか、事務仕事もしなければいけないのかは、面接時にしっかり確認したいポイントです。
看護師の数が少ないクリニックの特徴
看護師の人数が少ないクリニックの特徴としては、院長のこだわりが強いことや患者数が少ないなどの理由があげられます。
人件費を抑えるクリニック
看護師を雇うとかなりの経費がかかりますので、できるだけ安い経費でクリニックを運営したい院長は看護師の数を抑えようとします。
また患者の数が少ないクリニックはそれだけ儲けがありませんので、看護師にまわせる経費も少なくなります。
住宅街のクリニックで働くならひとり体制は覚悟した方が良い
住宅街の小さなクリニックは一日に受付できる患者数も限られていますしクリニック自体も小さめで多くの看護師が働ける環境ではありません。
スキルに自信のない看護師は注意
求人票には「一人体制」と書かれていなくても、住宅地の小さなクリニックは一人体制である可能性が高めです。看護師の人数が少ないと仕事の量も増え、Wチェックもできません。スキルに自信のない看護師はとくに注意が必要です。
まとめ
外来だけのクリニックでは、看護師の配置人数についての規制や基準はありません。そのため「入職したら看護師は私だけ」というケースも少なくないのです。看護スキルにあまり自信のない看護師は、看護師の配置人数を事前に確認するべきです。
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