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兵庫県の病院でホルマリン液誤投与した事件の真相

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9月に神奈川県で起きた「大口病院殺害事件」は記憶に新しいですよね。大口病院では何者かにより入院する患者の点滴に界面活性剤が混入され、少なくとも2名の患者が亡くなっています。

nursebank.hatenablog.jp

そんな患者への異物混入が騒がれている中、一昨日10月13日、兵庫県姫路市にある病院でホルマリンが患者に誤って投与されるという事件が発覚しました。

そこで、兵庫県の病院で起きたホルマリン誤投与事件について、事件があった製鉄記念広畑病院はどんな病院なのか、事件の経緯、製鉄記念広畑病院の看護師や医師の評判を調べてみました。

ホルマリン液誤投与した製鉄記念広畑病院

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http://www.hirohata-hp.or.jp/

事件のあった製鉄記念広畑病院は、兵庫県姫路市にある新日鐵住金系列の病院。内科小児科、産婦人科、腎臓科、緩和ケア科、脳神経外科、救急科など全25科設置された総合病院です。

病院の名称は3回変わっていますが1940年に開院し歴史があり、専門的な治療や人間ドックできる病院として、地元の人からよく利用されています。製鉄記念広畑病院をHPを見る限り、病棟は清潔感があり看護師や医師の雰囲気も良さそうな印象も。

そんな地元の人から慕われていた製鉄記念広畑病院でホルマリンの誤投与事件は起きました。

ホルマリン誤投与事件の詳細

兵庫県にある製鉄記念広畑病院で、内視鏡検査を受けた患者に精製水と間違えてホルマリン液を投与していたことが発覚。誤投与された患者は昨年の7月から、10~80代で56人にも上るといいます。神経痛の後遺症が残っている患者もいるとのこと。

誤投与したのは最大で10~80代の56人。同市の70代の男性患者1人が健康被害を訴え、現在も全身の神経痛などの後遺症がある。

>>http://this.kiji.is/159205303712138749

this.kiji.is

しかもこの事件、警察が捜査したのではなく、患者が県警に内科部長の告訴状を提出して操作が進むという異常な事態。患者が動かなければ、事件は明るみになっていなかったかもしれません。

兵庫県姫路市の70代の男性が13日、業務上過失致傷容疑で製鉄記念広畑病院(姫路市)の男性医師に対する告訴状を県警網干署に提出した。

>>http://news.yahoo.co.jp/pickup/6217526

記者の取材に対して「ホルマリン液を間違えて運んだ」と語っているそうですが、大口病院事件同様、病院側の管理体制を疑いざるおえません。大口病院異物混入事件があってからまだ日が経たないので、何者かの犯行ではないのかと疑ってしまいますよね。

病院は取材に「ホルマリン液を院内で運び込む場所を間違え、医師も中身を確認しなかった。気付くタイミングがあり、きちんとチェックしていれば避けられた」と説明している。

>>http://www.sankei.com/west/news/161013/wst1610130060-n1.html

www.sankei.com

事件は昨年の7月とだいぶ前から起こっています。事件発覚までどうしてここまで時間がかかってしまったのか、何者かによる犯行ではないのか、今後の警察の捜査に期待です。

では、事件のあった製鉄記念広畑病院で働く医師や看護師はどのような人物が多いのでしょうか?製鉄記念広畑病院の患者の口コミを探ってみました。

事件のあった病院の医師や看護師の評判

製鉄記念広畑病院は3次救急病院として指定されているので看護師や医師は忙しく、患者の口コミではあまり良いものがありません。

先生も機嫌の良い時は冗談を言ったりして調子がいいのですが、気に入らないことがあったりして機嫌が悪くなると対応は最悪でした。

>>https://caloo.jp/hospitals/detail/1280001350

室内平均気温は27~30℃で快適。しかし、湿度管理なし。平均湿度27-8パーセント。家から加湿器持参良いか聞くが、細菌の問題でNO、マスクで対応願います。感染症が怖い。

>>https://caloo.jp/hospitals/detail/1280001350

手術当日は、なかなか鎮痛剤がもらえなかった。
朝と夕の検温等の時間が日によって全く違う。
夜勤の担当看護師が交替の挨拶に来ない。
頼んだ用事を忘れて、こちらからナースステーションまで出向く。

>>https://caloo.jp/hospitals/detail/1280001350

最近の大きな病院はどこでもそうですが、若い医師ばかりです。

>>https://caloo.jp/hospitals/detail/1280001350

まとめ

兵庫県にある製鉄記念広畑病院で発覚したホルマリン誤投与事件。内視鏡検査でホルマリン液が誤って投与された患者は10~80代の56人。誤投与された患者さんの中には重い後遺症を患った方も。

大口事件のように何者かによる意図的な犯行ではないのか疑問が残ります。一刻も早い原因究明を祈っています。