新人看護師さんは仕事に慣れてくると段々とお給料のことが気になってきます。全国の新人看護師の給料はいくらだろう?ボーナスは?そんなお給料の平均金額を公開します。
新人看護師の給料の平均は○○円
日本看護協会の公式サイトでは、高卒+3年過程の新人看護師の場合、給与(基本給)の平均額は約197,000円、大卒の新人看護師は約204,000円となっています。やはり同じ新人看護師でも、大卒の方が基本給が高いことがわかります。
病床数の多い大病院になると基本給が高い
病床数500床以上の病院と99床以上の病院とでは高卒+3年過程の新人看護師の場合、基本給に約8,000円の差があります。大卒看護師では約8,400円の差があります。病床数の多い大病院ほど、基本給が高いことがわかります。
新人看護師の初任給は○○円
高卒+3年過程の新人看護師の場合、税込給与は約262,000円、大卒新人看護師は約270,000円となっています。あくまでも平均値として計算したものなので、病院の規模や夜勤の有無などによっては給与に大きな差がつくこともあります。
新人看護師のボーナスは○○円
ボーナスは年2回、夏と冬に支給されます。4月から入職した新人看護師の場合、夏のボーナスはほぼ期待できません。冬のボーナスはある程度の支給額が見込めます。
ボーナス額の平均については資料が存在しない
このボーナス額の平均については資料が存在しないため平均値が出せませんが、基本給の2か月分と考えれば、冬に約394,000円(平均)のボーナス支給が期待できます。
新人看護師の手取りは○○円
手取り給与額は、税込の給与額から健康保険料や所得税、雇用保険、厚生年金などが差し引かれたものです。税込給与からおよそ2~3割差し引かれるのが一般的です。高卒+3年過程の新人看護師の税込月給が約262,000円ですが、そこから約2~3割の控除を考えると、手取り金額は約180,000~210,000円となります。
勤務先や都道府県によって違う
新人看護師の手取り額や基本給に関しては、勤務先の病院の規模、また住んでいる都道府県、夜勤の有無などによって変わってきます。給与の締日との関係で初任給が10万円もなかったと嘆く方も。勤務先によって差が出る部分です。初任給について気になるときは、個別勤務先に問い合わせてみましょう。
新人看護師の年収は○○円
20歳~24歳までの新人看護師の平均年収は約390万円となっています。看護師の平均年収が37.7歳で約470万円となっていますので、約100万円の差がついています。やはり看護師の仕事も、経験に応じて給与があがっていくのです。
まとめ
新人看護師の平均給与額を調査してみました。20~24歳女性の平均年収が約226万円であることを考えれば、看護師の年収はかなり高いようです。さらに高給与を目指すなら、中堅看護師になりより給与の高い病院へ転職する方法があります。まずは臨床経験を積みましょう。とりあえず人気の転職サイトに登録しておくのもありかもしれません⇒ナース人材バンク