新人看護師の悩みは、新人ならではの悩みというものが多いです。しかし、新人看護師だから我慢しなくてはいけないということもないし、いつか悩みが解消されるかもと思っていても、どうしても耐えられない悩みがあったら転職する方法もあります。
でも、その前に試してほしい悩み解消法を紹介します。
看護師の向き不向き。私は看護師に向いてなかったかも知れない
新人看護師は仕事に不慣れ。だから毎日が失敗の連続。「こんなこともできないの?」「学校で何を勉強してきたの?」と厳しい言葉を投げつけられると「私って看護師に向いていない」と落ちこんでしまいます。
同僚や先輩の話しを聞く
看護師同士で悩みを相談しあう、先輩看護師に不安を打ち明けるなどすると「意外にもみんな同じ意見だった」「私だけじゃなかった」と思うこともあります。「看護師に向いていない」と思いこんでしまうのではなく、同僚や先輩の話しを聞いてみましょう。
看護師のやりがいって何?遣り甲斐の見つけ方
看護師のやりがいはやはり「患者さんが元気になっていく姿を観察できる」こと。また「いつもありがとう」「あなたが頼りですよ」と声を掛けてくれるのが生きがい、やりがいという方は多いです。看護職は患者のケアをする仕事。患者の回復の様子を間近で見れることが、この仕事のやりがいと言えます。
個人的な達成感や満足感
患者の回復だけではなく「上司に褒められた」「将来の夢が見つかった」「チーム医療の貢献できている」という個人的な達成感や満足感、将来への夢もやりがいに繋がっています。
看護師にとってつらいことは何?
患者さんが亡くなることがつらい、という看護師が多くいます。元気で回復して退院していく姿は嬉しいものですが、病気が回復せずに病院で亡くなる方もいます。患者さんの急変時に適切に対応できなかったと後悔する方も。診療科目によっては看取りのない病院も。眼科や皮膚科は患者の死に向き合うことが少ないのが特徴。
厳しい言葉を浴びせられた時
申し送り時に先輩看護師から質問攻めにあい、厳しい言葉を浴びせられてくじけそうになるのも看護師としてはつらい面です。ただ厳しい先輩はどの病院に行ってもいます。「愛があるからこそ、ここまで言ってくれる」と発想を切り替えることも大切です。
看護師の仕事はきつい
看護師の仕事は正直きついです。夜勤も交代勤務もあるため生活リズムが崩れることも。また仕事の内容が人の命をあずかるものなので責任重大。
失敗したらと思うだけでもきつい
「失敗したらどうしよう」と思うと不安になります。肉体的にも精神的にもきついと感じる方もいます。
看護師辞めたいと思うことがある
多くの看護師が一度は「仕事を辞めたい」と考えてしまうそうです。けれど患者さんの笑顔や仕事への達成感、満足感から仕事を続けた結果、中堅・ベテランと呼ばれる看護師になっているのが現実。
最初からうまくできる看護師はいない
最初から失敗なくスムーズに仕事ができる看護師は一人もいません。
まとめ
新人看護師は失敗するのが当たり前。失敗を糧にして看護技術や知識を吸収する姿勢があれば、一人前の看護師になれます。職場環境が悪いときは転職する方法もあります。看護師転職支援サイトで相談してみましょう。