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「大口病院、元看護師が「事件の動機」を告白」というタイトルにやられた件

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9月に横浜市にある大口病院で連続殺人が起きた事件。

先日、事件の概要や大口病院の看護師の噂、犯人は誰なのか書きました。

nursebank.hatenablog.jp

そして、今日。【「大口病院」元看護師が「事件の動機」を告白】というタイトルのニュースが配信されていたので、犯人捕まったの?!と驚き、読んでみました。

「元看護師の事件の動機」はつりタイトルだった!

それは、10月5日に配信された【「大口病院」元看護師が「事件の動機」を独占告白】のニュース。光文社が出版する『女性自身』の記事です。

zasshi.news.yahoo.co.jp

大口病院連続殺害事件の犯人が捕まったの!と飛びついて読んでみたのですが、犯人が捕まったというわけではなく、大口病院で働く元看護師の内部情報が書かれているだけでした。

犯人逮捕を思わせるつりタイトルはさすが女性自身といった印象。しかし、大口病院事件の追加情報が取り上げられていたので、2つまとめて紹介したいと思います。

新情報(1) 「事件発覚後、死亡患者は1人もいない」

この記事の最後は、以下の文章で締めくくられています。

事件発覚後、病院4階では患者は亡くなっていない。48人のうち、いったい何人が「殺人点滴」の毒牙にかけられたのだろうか。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00010005-jisin-soci

大口病院では事件が起きる前の7月~9月の2ヵ月間の間に48名の患者が亡くなっている。しかし、事件発覚から2週間以上が経過しているが、1人も患者が死亡していない。

院長は死亡患者が多い件について、「終末医療を実施している病院の性格だと思った」とコメントしていますが、過去2ヵ月の死亡患者も何者かによって殺されたとしか思えないですよね。

新情報(2) 「不満を持った看護師が大勢いた」

40代女性、大口病院の元パート看護師の証言によると、「大口病院で働く看護師は不満のある人がたくさんいた。パワハラも蔓延し、看護師不足で常にハローワークに求人をかけていた」とのこと。大口病院連続殺害事件が発覚した時、「とうとうあの病院で事件が起きたか」と思ったそう。

悪い評判ばかりの大口病院で起きたこの連続殺害事件。監視カメラは入り口の1ヵ所しかなく、ビニール手袋で犯行に及んでいるので指紋が検出できないといった捜査状況。

すぐに犯人が捕まりそうなのに犯人特定にだいぶ時間がかかっています。このまま迷宮入りしないことを祈っています。

まとめ

2016年9月20日に発覚した「大口病院連続殺害事件」。大口病院に入院していた患者の点滴に界面活性剤が混入され、患者が死亡した事件です。犯人はいまだ、掴まっていません。

犯人逮捕かと思わせるタイトル「大口病院」元看護師が「事件の動機」を独占告白の記事を読んでみましたが、大口病院の元看護師や近隣住民から得られた大口病院の悪い噂のみ掲載されていました。大口病院異物混入殺害事件の捜査に進展はない様子です。